The discretion of a man deferreth his anger

; and it is his glory to pass over a transgression (Prov. 19:11 KJV) - このブログは基本的に画像処理やRTMなど技術に関することを書き連ねていきます。

【遅きに逸した】DIY Quad Kit組み立て【廃番】

おはようございます。矢口です。

たぶんこのブログの最初のほう(去年かな)に、もう既に話しているかと思いますが、自分はそもそも情報系の教員であって、機械のほうの人間ではなく、ドローンのモノ作り自体は全くのど素人だったので、ドローンの研究をやれ、と言われても、はてさてどうしていいものか、という感じだったわけなんですが(ドローンで空撮された映像には興味があったので、簡単に飛ばせるPhantom3とかは本当にすげぇと思ったわけです。)、世の中探してみると、ちゃんとDIYキットが売られていたんですね。

昨年の8月と12月ごろに、2回に分けて、学生達と3D Robotics社で売られていたDIY Quad Kitと呼ばれる、大体Phantom3と同じくらいの大きさのドローンが作れるキットを購入して、空間情報研究所の櫻田さん、川島さんに指導を頂いて、ドローンを作成しました。なぜこれを選んだかというと、とりあえず全部そろっているということ、フライトコントローラーがPixhawkと呼ばれるもので、割と有名でかつソースコードも全公開されているオープンソースなものだった、ということでした。しかも、現在はPixhawkを差し替えて、Raspberry PiとNavio+という構成で、同様に飛ばせ、ロボットのミドルウエアまで組み込めるという感じになったので、結果的にチョイスは正解だったわけですが…。

それで、この時に撮った映像を、学生さんにお願いして、30分そこらのムービーにしてもらいました。個人的には、このDIY Quad Kitみたいなものの次バージョンが出てくるのかなぁと思っていたのであれなんですが…。廃番になっちゃって(涙

アレですよ。PCと同じで、最初はパーツアセンブリDIYするのが割と主流だったのが(DOS/V機の時代よかったですよね :-))、DIYさせるより作りこんだ方が各方面に売れると分かったとたん、DIY系のパーツ売らなくなるようなアレですよ…。ちょっと涙が出てきますが、まぁ、DIYでのドローン作成は、今年度本当にHobbyKing辺りからちょちょっとパーツ買ってきて、どうデザインするかとかなんかちょっとやってみたいかなぁと思っています。

ということで、お蔵入りさせておくのもむなしいので、映像です :-)


DIY Quad Kit の組み立て