The discretion of a man deferreth his anger

; and it is his glory to pass over a transgression (Prov. 19:11 KJV) - このブログは基本的に画像処理やRTMなど技術に関することを書き連ねていきます。

PRMU 11月研究会

参加してまいりました。PRMUの11月研究会。
昨日、今日と発表を見てきて、とりあえず簡単な感想
CVIMとMVEとの共催ということで、アンビエント環境知能というテーマでもかなり多岐にわたっての研究会だったなぁと思いました。まぁ、自分はカメラのことは理解しなければいけないとは言え、メカとしてのマルチカメラとかまではうーん…という所なので、割とそういった系(ハードウエアとしての研究)も多かったかなぁ…とか。もうちょっとVisionとしての研究を見たかったです。これは12月会も出るから次に期待。
イメージマッチングとか、MIRUで見たのもかなりいっぱいあるので、まぁうちも含むどこもやっぱりやってることは同じだなぁという印象。もっとも、CVIMやICCVで『これは新しい!』とか言って出てくる特徴量の作り方なんかは、なんか文字認識や音声認識とかでやったことあるんじゃないのこれって言うのが殆どな気がする。特に、今回、オムロン・中部大の先生による最近の、特定物体認識に対する特徴量の作り方みたいなチュートリアル見てたんですが、うん。アレはまさしく音素認識ですよね。アレは。勾配取って学習して…なんて、MFCC+Bayesとか、SVFとか…まぁ、AdaBoostはいずれにしても教師なし学習だけど、うん。。。ねぇ。と言ったところ。EOHとか見たら殆どセル特徴じゃんwみたいな。そうなんすよね。結局、バージョンアップしても、昔の特徴+αなわけで、似てて当然なんですが。つか、プログラムのこと言っちゃったら、特に最適解抽出なんて、繰り返し計算やってローカル最適化するか、DPとかやって大局的最適解求めるかどっちかでしかないわけだから。。。
ということで、自分にとっては全く目新しさがないというか。あぁ。唯一目新しい(わけでもないけど、実現してるのはすごい)かなぁと思ったのは、阪大の先生のCOEのネタね。成るほど。確かに脳科学とかの本で読んだことがある錯覚のいろいろとやってるわけだけども、うん。アレは確かに五感の錯覚を上手く使って、いろいろとだましてしまうというのはさすが。そのうち、電流使って外部から直接脳の中にデータインプットとかやりだすんじゃないかとか思っちゃったけど(汗。ただ、気になったのは、脳幹近くに電流流して平衡感覚を制御するとかあったけど、出来るんだろうけど大丈夫なん?とか。人間の構造って、やっぱり度が過ぎないようにある程度抑えるように出来てるんだけど、何か、変に強大な電波流して度が過ぎちゃったら命に危険のある部位じゃないかとか、そもそも電波が悪いだの何だの言っていて直接電流ながすんすかwみたいな。まぁでも、やってみてそういうことがあるっていうのが分かったというのがすごいですよね。
さて。かえって色々と論文また書き始めなきゃ。がんばるぞー