宗教＝カルトとなりうるかもしれない非常に難しい状態

カルト宗教から大学生を守れ　４５大学が立ち上がる
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090301/crm0903011835021-n1.htm
確かにカルトに対して防衛線を張るのは必要なんだけれども、何故カルトに引っかかるか、何故カルトが日本でここまで広がるのかという問題も理解しなければ基本的には無理なような気もする。
諸外国の事情はよく勉強する必要があるものの、こと日本に関して言えば、宗教観や道徳観に非常に薄い人が多すぎる。宗教や哲学の教育が無いというのは、下手すると赤ん坊の状態。傷がつけば何でも受け入れてしまう状態。大学に入って、迷い出てしまって、結果カルト系のサークルに入ってしまうということは往々にしてあるのではないだろうかとも思える。
しかしながら、自分もクリスチャンとして、宗教を持っている人間として考えると、『得てして宗教は自分の弱さを見るもの』として考えるとすると、些か今回のこのやり方というのはかなりヒステリックになってきていると考えてもいいのかもしれない。つまるところ、やり方を間違えれば、『自分たちもカルトとしてのレッテルを貼られる可能性がある』ことであるだろうと。
日本が画一的価値になっていく、無宗教宗教、自分教というものが最も安全だというような状態になっていくことだけは避けてほしいものだとは思うが…