The discretion of a man deferreth his anger

; and it is his glory to pass over a transgression (Prov. 19:11 KJV) - このブログは基本的に画像処理やRTMなど技術に関することを書き連ねていきます。

『激務』の定義がよくわからん

2chのスレヲチでなんだが、どうも、情報系の、割と上位に当たる会社への就職が悉く『激務』だの『ブラック』だのと言われているあたり、どうなんだろうかなぁ。。。と思うわけで。
勿論、このご時勢なので、業務のスピードと言う意味ではかなり無理が必要な場所もある。とかく大企業とかだと、そんなにのんびりやっていたら国際的な競争に勝てるわけも無い。だからこその業務量だとは思うわけなんだが…どうも、ちょっとでも残業が多い企業となると『激務』だ『ブラック』だと言われているっぽい。
まぁたしかに、日本は情報系への就職は他の人気業種から比べると報酬が低いというのはある。とはいえ、その、他の人気業種ってそもそも何さと。「銀行・証券」、「報道・出版」、「公務員」とかってそりゃあんたら、こっちの方は場合によっちゃ情報系よりも酷く激務な上に、情報系よりも結果にシビアなんですよ。もしかすると情報系なんかって言うのは、平均を取ってみると最も自由度が高くて最もリスクが低い業種なのかもしれないってことなわけですよ。
そうとも知らず、法律とか経済の方をやっていた人が上司に就くから…みたいな感覚で議論がなされているのは、何なんでしょうね。
さすがに一月あたり400時間とか働かされるのは『激務』。それはあると思う。まぁ、、、そうなるって言うのは、どこかにその会社の癌があって、避けられるだろう経営判断をミスったツケが社員に回ってきてると言うわけだろうから、詰まるところ情報系へ就職すると激務が待っていると言う評価なのは、イコール情報系を扱っている会社の上層が他業種の上層と比べて劣っているというのはあるのかもしれないが。福祉とかと違ってね。(福祉は国のミスの方が大きいと思う。)