煽り・苛めなのか、訓戒・意見なのか
ニコ動や2chなんかを見ていると、「煽りだ」「意見だ」と言った、何とも後味の悪い変な論争があるように思える。受け止められ方の違いというものがあるものの、何故こういった「煽り」だの「意見」だのと、違った受け止められ方をしてしまうのでしょうか…
まず、意見を言ったのに煽りになったというパターン
- ○○をパクるのはやめろ
- ○○なんて面白くない
- やったらだめなことくらいわかってるんだろ、さっさとやめろよ
何故、意見を言ったはずなのに煽りになるのかというのが分かりますね。
基本、口頭でのやりとりは顔の表情の情報もあるので、こういった文言でも友人間であれば笑った感じで「○○はやめろよ」とか言えるものの、ニコ動や2chなんかはそんな情報は無く、相手の感情を文面から推し量らなければいけないわけです。そうすると、人によってはかなり酷い印象をまず受けるはずです。
もうひとつ、訓戒や意見は元々からそんなにすんなり受け入れられないもので、多かれ少なかれプライドがあるということです。ニコ動や2ch等で訓戒を受けるというのは、公衆の面前、スクランブル交差点のど真ん中や、日曜のアキバのど真ん中で、注目を受けながら指を指されるのと同じことだということです。それがうp主ならなおさらでしょう。
意見を言う方にも礼節があります。それは別に直接会って言えという回りくどいことではなく、上記のような意見を別にニコ動や2chの中で言ってもいいわけです。たとえば、
- ○○をパクっているように見えます。改善してはいかがでしょうか?
- ○○は面白くない、△△にしたらどうか?
- これはやってはいけないことですよね?(ここで止めておく)
最後のものは実際に違反ならば現在はそれを通知することもできるようになっているわけですから、そのようにした方がいいと思います。
いずれにしても、言い方を改めるだけで十分意見や訓戒に出来るであろうと思われるのに、そうではない受け答えをした上に、自分が正しいと言い張って変えない人間が居るということではないかと。
自身もそうならないように気をつけたいものです。