The discretion of a man deferreth his anger

; and it is his glory to pass over a transgression (Prov. 19:11 KJV) - このブログは基本的に画像処理やRTMなど技術に関することを書き連ねていきます。

花冷え…

みなさなおはようございます。矢口です。

昨日は”桜が咲きました!”な写真を掲載しておきながら、会津若松は昨日夜に雪が降りましたね…。写真撮り逃してしまったのでアレですが、桜に白いものが乗っかる感じで、『とにかく寒い』夜でした(汗

それにしても、会津は桜が咲くと雪が降るなんてジンクスがあるんですかね…。会津に住み着いて15回目の春の桜ですけど、4回目?くらいな気がします。雪と花。

ところで、特に今年の冬は『冬の間に』雪が降らなかったので、冬の間にドローンの自動航行をOpenRTMでできるかみたいなことを一生懸命試験していたわけですが、会津のような寒い地域になると、バッテリーの電圧降下が本当に激しいんですよね…。割とLiPoは寒さに強いみたいな話も若干聞くのですが、それは単純に電池として機能するか如何の話であって、電流として流れてくるかとか云々のところは、やっぱりそれなりの気温がないと、エネルギーが出てこないみたいなので、所謂『電池』使用は寒冷地にはかなり鬼門、と言えなくもないかもしれません。


OpenRTMによるドローンの飛行

 電池に対する気温の条件って結構シビアで、モノによっては冷凍庫で冷凍すると使えなくなるような電池の種類もあるようなのですが、LiPoについては、こちら(リチウムポリマー・バッテリーの耐寒性について)のサイトによると、0度付近まで電池の温度が下がった状態で使用すると、放電性能が大幅に低下するそうです。とは言え、使えなくなるわけではなくて、自分も実感として、『電圧が降下するのは早いが、ドローンを下して測ってみると電圧は復元している』ことが多い感じです。これも、どうやらLiPoバッテリーを20~30度に温めて使用すると、性能は各段によくなるそうです。

以前、ドローン研修の時にLiPoの寒冷地での使用について聞いてみたところ、やはりそういう電圧降下等があるので、クーラーボックスに湯たんぽ入れて、LiPo電池をあらかじめ温めて使用するそうです。勿論、あんまり暑くしちゃうと、今度はLiPoが放電バリバリになってやらかすので、やはり20~30度で安定して使えるようにするには、大体湯たんぽがいい、ということです。

これから暖かくなりますので、これからはそこまで気を付ける必要はないトピックでしょうが…。電池は気温に気を付ける。これ、スマホでも実は同じだったりするそうです。(http://www.appps.jp/2119465/)そういえば、車にスマホ忘れたときに、全然電源付かないみたいなことがあったなぁ…(汗