The discretion of a man deferreth his anger

; and it is his glory to pass over a transgression (Prov. 19:11 KJV) - このブログは基本的に画像処理やRTMなど技術に関することを書き連ねていきます。

正式に内定が決まったようです。

来年も会津に居ます。というか、多分向こう5年くらいは会津に居る様な気がします。
本日、教授会で承認されました。会津大の助教の任を受ける事になります。
研究者である以前に、先ずは教育者であろうと思っています。勿論、自分が研究する道筋を共に行く事は、何れにしてもそれも一つの教育と考えて、多くの学生と一緒に少しずつでも研究道に邁進して行きたいと思います。
個人的には、大学の教授職の人間が学生に対してする事というのは『知識を与える』事ではなく、『背中を押す』ことじゃないかと思っています。高校までの、受動的に与えられるような知識では実践する事が出来ない。詰まり、『実学への道筋』を見せて、『さぁやってみなさい』と押し出し、『失敗しても次がある』事と『成功する素晴らしさ』を共有することじゃないかと思います。
勿論のこと、学生は最速でも飛び級での17歳、殆どが18歳で大学に入学するわけで、社会の善悪は一応の事把握できるようになっているはずですから、必要な責任・責務に関しては取って頂く事を教えなければならないですが、同時に話したいのは『責任を取りさえすれば排除される謂われは無い』という事も教えて行かなければいけないと思っています。これは、最近特に失敗を恐れる学生が多い気がする所にありますね。減点方式ではなく、挑戦者に既に加点が与えられている事を伝え、様々な事にチャレンジできるようにサポートが出来ればと思っています。
とは言え、未だ提出すべき書類を提出して居ない段階&博論前なので、罷り間違って職に就かない、なんてことが無い様に、ちゃんと一日一日確実にやっていきたいと思います。